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Les Modernists / Désir, Désir (La Lettre à Elise) - What Is This Thing Called Love

Les Modernists

その昔、須永辰緒さんのミックステープ『夜ジャズ<裏> N.2』に収録されていた謎多き(おそらく)フランスのジャズコンボ、Les Modernists。プロモ(アセテート)盤のみしか存在しないのかと思っていたのですが、正規リリースはソノシートで存在していたのですね。...いや、リリースされた物かも定かではなく、どんな用途で制作されたのか不明です。ただ、ここに収録されている2曲はとんでもなく格好良い事だけは一聴瞭然。特にCole Porterの「What Is This Thing Called Love」が尋常ではなくキラーなジャズダンサー。アップテンポなラテンリズムに、クールなテーマ部、簡潔にまとまったインタープレイも秀逸です。もう一曲はベートーベンの「エリーゼのために」をモチーフにした意欲的なジャズナンバー「Désir, Désir (La Lettre à Elise)」。こちらも良いですね。ちなみに片面オンリーで、何故かレーベルのクレジット印字側とは逆のSide-Bに2曲収録されています(笑)。

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Eduardo Costa & Os Hit-Makers / Festa de Brotos

Eduardo Costa & Os Hit-Makers

急激に秋らしい気候になって過ごしやすくなりました。最近の楽しみといえば専らF1観戦くらいです。今年はコロナの影響で予定していたレースがたくさん中止になりましたが、普段なら絶対に開催されない先日のムジェロとか、初開催のグランプリがカレンダーに入っていて、結果的に面白いシーズンになっています。マイナスをプラスに変える素晴らしい仕事ですね。しかし、初開催のムジェロ、アクシデント連発で2回の赤旗もあり、スタートから3時間近い心身共に過酷なレースですごかったです。見てる方は面白かったですが、結構ヤバめのクラッシュもあり、ケガ人が出なくて本当に良かったです。

では今日の一枚。ブラジルのオルガン奏者、Eduardo Costaが1968年にリリースしたアルバム『Festa de Brotos』です。お気に入りはA-4の「Cochise」で、オルガンのフレーズが音色に反してシャープで格好良く、演奏全体もスリリングに仕立てられたジャズサンバの好曲。中盤のオルガン→ギターのリードのリレーも素晴らしいです。初めて聴いたのは20年位前だったかと思いますが、今聴いても当時と同じように余裕でシビれます。

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竹内アンナ / MATOUSIC

竹内アンナ / MATOUSIC

例年とは違った様相のお盆が過ぎたものの、連日暑いですね。いつもならこの時期に短い夏休みを取って小旅行をしておりますが、今年はまだ県外へ行こうという気になれません。ので、粛々と鳥取の飲食店と宿泊施設にお金を落としています。県内でもGoToトラベルが利用できるのはちょーありがたくはあるものの、せっかくなら35%オフの効果が絶大な普段は泊まれないような県外のホテルに宿泊したいものです。

では今日の一枚。8/8に一斉にリリースされた"CITY POP on VINYL 2020"のひとつ、SSWの竹内アンナさんの1stフルアルバム『MATOUSIC』のアナログ盤です。CDでは3月にリリースされていましたが、そのリード曲「RIDE ON WEEKEND」が名曲で、この曲目当てで待望のLPも購入。イントロからソウルフルなホーン・アレンジがシティポップ・ファンのツボを突いており、メロディーもキャッチーで秀逸ですよね。他の曲もいちいち絶妙で、アルバム通してするっと聴けてしまいます。素晴らしい才能です。







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Igor Nazarjuk - Jazz Compositions / Statement (Утверждение)

Igor_Nazarjuk

今年の上半期は人知れず旧ソ連ジャズ〜東欧グルーヴにハマっておりまして、自分の無知さを痛感するくらいに色々と知らないレコードを勉強/発掘できました。特に旧ソ連の国営レーベル、Melodiyaは掘れば掘るほど未知の音楽が出てきそうです。社会主義国の歴史を勉強すれば、もっと深く音楽も理解出来そうであり、侮れないレベルの高さの秘密も紐解けるかもしれませんね。

では今日の一枚。今回、掘った中でダントツMVPだった、ピアニスト、Igor Nazarjukを中心としたギター入りのジャズカルテットの1978年のLP。アルバムのラストに収録されたJose Feliciano「Утверждение (Statement)」のカバーは、情緒溢れるピアノの旋律がひたすら美しいジャズ・ファンク。ドラマチックな展開を含め、これは奇跡としか言い様のない名演です。メロディーの素晴らしさも然ることながら、アレンジ・演奏も一級品で、ひたすら感動的。永遠に聴けます。

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Raivo Tammiku Instrumentaalansambel / Kallis Mari

Raivo Tammiku / Kallis Mari

先週は思いの外、多忙で一週間が瞬く間に過ぎ去っていきました。週末もやる事が積もりまくっていて、どこにも飲みに行くことが出来ず、ひたすら自宅でPCに向き合っておりました。次の週末は多少自由な時間があるといいなぁと思っております。F1 イギリスGPがあるのも楽しみです。

では今日の一枚。エストニアのジャズピアニスト、Raivo Tammikuが ドイツに移住前の1972年にエストニアで吹き込んだ2枚存在するレアな7インチの内のひとつ。同グループはベースのTaivo Sillar(フィンランド出身)以外はエストニアのジャズメンで編成されています。 両曲ともRaivo Tammikuのオリジナル曲で、Side-Aの「Kallis Mari」は、哀愁のメロディーがボサリズムに乗ったモーダルジャズ。乾いたホーンに、華麗なピアノプレイも素晴らしいです。Side-Bの「Karjase Kaebus」は、ドラマチックなピアノのメロディーラインが圧巻のジャズファンク調のナンバー。どちらもそれぞれに素晴らしく、奇跡としか言い様のない一枚です。

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Swan Snake / Sneakin' - Zona Rosa

swan_snake

3月の開幕予定から4ヶ月遅れで遂にF1 2020年シーズンが開幕しました。2019年の最後のレース、アブダビGPが12月のはじめだったので、実に7ヶ月ぶりのレースでした。そして、開幕戦ということもあり各チーム、トラブルが頻発したため、荒れたレースとなり、やっぱりF1って面白い!と思わせてくれる週末でした。今年はコロナウイルスにより、スケジュールが大幅に変更となって、開幕2戦は同じオーストリアのレッドブルリンクで連戦ということで、正直「えっ...!?」となっておりましたが、今週末もまた熱いレースが期待できそうで、全然問題なさそうです。現時点で9月中旬以降のカレンダーが確定しておりませんが、関係者の安全を第一になんとか世界選手権として成り立つといいなと思います。

では今日の一枚。カリフォルニアのマイナーレーベルから1975年にリリースされたSwan Snakeなるファンク・バンドの7インチです。Side-Bに収録の「Zona Rosa」は強烈なブレイクからはじまりメロウなストリングスに、リードとサイドのカッティング・ギターも絶妙なインスト・ファンク。アフターアワーズに持ってこい、な名曲です。またSide-Aの「Sneakin’」もグルーヴィーなベースラインにウワモノの演奏はどこかヨーロッパのライブラリーに収録されていそうな雰囲気もあるファンクナンバーで格好良いです。


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Yerin Baek (백예린) / Every letter I sent you.

Yerin Baek / Every Letter I Sent You.

昨年末に買った、韓国のSSW、Baek Ye-rinのソロプロジェクト、Yerin Baekの1stアルバム『Every letter I sent you.』を今年に入ってから一番聴いていると思います。少し前にアナログ盤でもリリースされましたが、買い逃してしまい、8月に再プレスが決定したので、今回は無事に予約しました。(韓国のショップでの予約後に、普通に日本でも予約出来たことに気がついた...(笑)。) CDは2枚組で、92ページの製本仕立てで、ハードカバー付き。おまけにポストカードも付いている、という豪華仕様。アジアのインディー系でこのテのリリースが時々ありますが、作りもしっかりしているし、日本盤だとありえないくらい価格も安い。アジア圏だとこういうのって安くで作れるのでしょうか?不思議です。

音楽的には、インディーポップという括りだけでは収まらない、R&B要素や、時折シティポップやジャズ的な演奏も織り交ぜ、複雑味が素晴らしいです。お気に入りは「Popo (How deep is our love?)」という曲で、サビでの美しいメロディーラインや、メロウでジャジーな演奏が秀逸で、特に長いアウトロの演奏はドラマチックで感動的。Disc-2の終盤に収録の「Square (2017)」という曲も良いです。歌メロは色濃くR&Bな雰囲気ですが、演奏がライトメロウ〜AORの様で、そのクロスオーバー具合も絶妙です。歌詞が韓国語ではなく、英語なのもスタイリッシュさを担っているかもしれませんね。今後も活動に注目したいアーティストですね。




Yerin Baek / Every Letter I Sent You. 02

Yerin Baek / Every Letter I Sent You. 03

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Brasil 40 Graus / same

Brasil 40 Graus

数年前からあるジャズサンバのレコードを復刻させたくて、少しずつ進めておりますが、いまだゴールが見えない状況です。権利関係に悪戦苦闘。最初はメジャーがライセンスを持っていると思っていて、問い合わせしてみたものの、ちゃんと調査してくれないままNGをくらい、別の線で調査をしたら権利の所在は作曲者の管理している会社らしいとの情報で、一応そっちで進めておりますが、如何せん外国人の仕事なので、それも真相はあやしいところです...。

では今日の一枚。これも「復刻したいなぁ...」というクラスのジャズサンバの入手最難関のひとつ、ブラジルの5人組、Brasil 40 Grausが1969年に唯一残したアルバムです。この作品の中で個人的に一番好きなのが「Homem da Noite」という曲で、スリリングなサンバリズムに、トロンボーンのウォームな音色に反して切れ味抜群のメロディーが秀逸。いやはや格好良過ぎでしょう!2015年に須永辰緒さんのDJ30周年全国ツアーの鳥取公演を『la moda』で開催した時に、須永さんが真夜中のフロアに響き渡らせたのを痛烈に覚えております。(その後くらいにLuliの「Missao」もかけていて、卒倒しかけました(笑)。)...話がそれましたが、それと双璧を成すのが冒頭に収録の「Copa 70」。こちらはニコラ・コンテのブラジリアンジャズ・コンピ『Viagem 3』にも収録されていて、「Homem da Noite」と同系のリードを取るトロンボーンのフレーズがひたすらクール。疾走感のあるサンバのリズムもダンサブルで文句なしです。レアリティー、内容のどちらもジャズサンバのレコードのトップクラスですね!

コンピに収録されているってことは、これは権利関係クリアになっているんでしょうか...?だったとしてもマスターもなさそうだし、盤起こしも綺麗なレコード見つからなさそうだし、限りなく無理に近そう...(笑)。


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Hubert Laws / Moondance

Hubert Laws / Moondance

少し前に何気なくInstagramを眺めていたら、ジャズ・フルート奏者の方で、Hubert Lawsの2004年のアルバム『Moondance』に収録の「Stinky」をカバーしている動画が出てきて、そういえばこの曲好きで20代前半の頃よく聴いていたな...とCDを自宅で探して発見→久しぶりに聴きました。2000年代前半はジャズのレコードとCDを一番よく買っていた時期で、懐かしさと共に改めてこのアルバム良いよね、と再確認しました。しかし「Stinky」をカバーするって、選曲のセンスも素晴らしいですね。

で、その「Stinky」ですが、疾走感のあるサンバリズムに、歌心溢れるフルートのリードが最高な一曲。何度聴いても飽きない類いの名演です。「Clarita」という曲もジャズサンバで良いですし、冒頭の「Moondance」のカバーは、スカジャズ〜レゲエ調のニクいアレンジ。ソウルジャズな「Summer of '75」や、クール&ロマンチックなラストの「Kiss」等も秀逸です。当時も大して話題になっていなかった記憶がありますが、個人的には思い出深くもあり、好きな作品です。





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Ronnie Laws / Friends and Strangers

Ronnie Laws / Friends and Strangers

静かなGWも終了し、みなさまいかがお過ごしでしょうか?ぼくは遅れていた国際郵便がぼちぼち到着してきはじめているので、その処理に連日追われつつ、いつもよりは多少時間も出来ているので、断捨離・掃除などもしてスッキリしました。あとはmix CDも久々に作りたいなと思い、選曲しておりますが、こちらは完成するかどうかあやしいですね(笑)。

では今日の一枚。今さら説明不要のレアグルーヴ・クラシック、Ronnie Lawsの「Friends and Strangers」です。LPバージョンより尺が短いのですが、7インチのフォーマットが気に入っております。Nujabesがプロデュースを手掛けたFunky DL「Not Yet Known」の元ネタとしても知られる、メロウなジャズファンクの名曲ですね。フレーズがモロ使いされているだけあって、曲として良くて、昔から好きなレコードです。

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