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Les Modernists / Désir, Désir (La Lettre à Elise) - What Is This Thing Called Love

Les Modernists

その昔、須永辰緒さんのミックステープ『夜ジャズ<裏> N.2』に収録されていた謎多き(おそらく)フランスのジャズコンボ、Les Modernists。プロモ(アセテート)盤のみしか存在しないのかと思っていたのですが、正規リリースはソノシートで存在していたのですね。...いや、リリースされた物かも定かではなく、どんな用途で制作されたのか不明です。ただ、ここに収録されている2曲はとんでもなく格好良い事だけは一聴瞭然。特にCole Porterの「What Is This Thing Called Love」が尋常ではなくキラーなジャズダンサー。アップテンポなラテンリズムに、クールなテーマ部、簡潔にまとまったインタープレイも秀逸です。もう一曲はベートーベンの「エリーゼのために」をモチーフにした意欲的なジャズナンバー「Désir, Désir (La Lettre à Elise)」。こちらも良いですね。ちなみに片面オンリーで、何故かレーベルのクレジット印字側とは逆のSide-Bに2曲収録されています(笑)。

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Igor Nazarjuk - Jazz Compositions / Statement (Утверждение)

Igor_Nazarjuk

今年の上半期は人知れず旧ソ連ジャズ〜東欧グルーヴにハマっておりまして、自分の無知さを痛感するくらいに色々と知らないレコードを勉強/発掘できました。特に旧ソ連の国営レーベル、Melodiyaは掘れば掘るほど未知の音楽が出てきそうです。社会主義国の歴史を勉強すれば、もっと深く音楽も理解出来そうであり、侮れないレベルの高さの秘密も紐解けるかもしれませんね。

では今日の一枚。今回、掘った中でダントツMVPだった、ピアニスト、Igor Nazarjukを中心としたギター入りのジャズカルテットの1978年のLP。アルバムのラストに収録されたJose Feliciano「Утверждение (Statement)」のカバーは、情緒溢れるピアノの旋律がひたすら美しいジャズ・ファンク。ドラマチックな展開を含め、これは奇跡としか言い様のない名演です。メロディーの素晴らしさも然ることながら、アレンジ・演奏も一級品で、ひたすら感動的。永遠に聴けます。

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Raivo Tammiku Instrumentaalansambel / Kallis Mari

Raivo Tammiku / Kallis Mari

先週は思いの外、多忙で一週間が瞬く間に過ぎ去っていきました。週末もやる事が積もりまくっていて、どこにも飲みに行くことが出来ず、ひたすら自宅でPCに向き合っておりました。次の週末は多少自由な時間があるといいなぁと思っております。F1 イギリスGPがあるのも楽しみです。

では今日の一枚。エストニアのジャズピアニスト、Raivo Tammikuが ドイツに移住前の1972年にエストニアで吹き込んだ2枚存在するレアな7インチの内のひとつ。同グループはベースのTaivo Sillar(フィンランド出身)以外はエストニアのジャズメンで編成されています。 両曲ともRaivo Tammikuのオリジナル曲で、Side-Aの「Kallis Mari」は、哀愁のメロディーがボサリズムに乗ったモーダルジャズ。乾いたホーンに、華麗なピアノプレイも素晴らしいです。Side-Bの「Karjase Kaebus」は、ドラマチックなピアノのメロディーラインが圧巻のジャズファンク調のナンバー。どちらもそれぞれに素晴らしく、奇跡としか言い様のない一枚です。

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Hubert Laws / Moondance

Hubert Laws / Moondance

少し前に何気なくInstagramを眺めていたら、ジャズ・フルート奏者の方で、Hubert Lawsの2004年のアルバム『Moondance』に収録の「Stinky」をカバーしている動画が出てきて、そういえばこの曲好きで20代前半の頃よく聴いていたな...とCDを自宅で探して発見→久しぶりに聴きました。2000年代前半はジャズのレコードとCDを一番よく買っていた時期で、懐かしさと共に改めてこのアルバム良いよね、と再確認しました。しかし「Stinky」をカバーするって、選曲のセンスも素晴らしいですね。

で、その「Stinky」ですが、疾走感のあるサンバリズムに、歌心溢れるフルートのリードが最高な一曲。何度聴いても飽きない類いの名演です。「Clarita」という曲もジャズサンバで良いですし、冒頭の「Moondance」のカバーは、スカジャズ〜レゲエ調のニクいアレンジ。ソウルジャズな「Summer of '75」や、クール&ロマンチックなラストの「Kiss」等も秀逸です。当時も大して話題になっていなかった記憶がありますが、個人的には思い出深くもあり、好きな作品です。





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Cilla Black ‎/ Step Inside Love

Cilla Black ‎/ Step Inside Love

コロナウイルスの影響で、あらゆる分野で被害が増しております。現時点で日本は、他国に比べそこまで日常とかけ離れていない様相ではありますが、まぁ他国と同じ様な実情かもしれません。色々と余裕がなくなると政府に向けて文句を言いたい気持ちも理解できるものの、期待はしない方がいいと思いますし、そんな政治家さんを選んだ私達にも非はあるわけで、こういう時は各自がなんとかする方法を考えた方が解決は早いと思います。例えば、悪天候で飛行機が決行になった際に、空港スタッフに詰め寄って文句言っている人って、結局その分時間をロスして振替輸送も遅くなりますよね。アレと同じです(笑)。文句は胸に閉まって、次の行動をしましょう。

では今日の一枚。英国の女性シンガー、Cilla Blackの1969年のアルバム『Surround Yourself with Cilla』に収録されている映画『Hair』のテーマ曲「Aquarius」のジャズカバーが好きで、7インチでないものか探していたところ、ジャケなしのギリシャ盤と、ジャケ付きのニュージーランド盤が存在することが判明。で、当然このジャケ付きのニュージーランド盤をゲットしました。LPのジャケット・デザインが好きなので、少し簡素になっていますが、変なデザイン変更されてなくて良い感じです。割と多くカバーされている「Aquarius」の中で、このバージョンは個人的にかなり上位です。

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Dick Hyman - Stan Freeman - Ralph Sutton - Lee Evans / Grand Slam

Dick Hyman / Grand Slam

いよいよ来週、Frits KaateeのCDがリリースとなります。工場から納品されて、先月彼のご家族にCDをお送りし「家族みんな喜んでるよ!リリース楽しみにしてます」って激励のお言葉も頂きました。たくさん売れるといいな〜と思っております。みなさま、よろしくお願い致します。

では全く関係ない今日の一枚。Enoch Lightがプロデュースを手がけ、Free Designの諸作をリリースしていたProject 3 Total Soundに残されたDick Hyman等が参加したアルバム『Grand Slam』です。レーベル等を鑑みると普通に購入できそうなイメージなのですが、プレス数が少なかったのか結構レアな一枚だと思います。で、内容に関しては、本作のクオリティーはお世辞抜きにそのレア度よりさらに高く、全編聴き惚れてしまう知られざる名作となっています。ファンク〜ジャズロック調のタイトなリズムに、手数の多い疾走感のあるピアノプレイも秀逸なバカラック「Raindrops Keep Falling On My Head」のカバーを筆頭に、駆け抜けるラテンリズムと4ビートを織り交ぜ、そこにしっかりとしたピアノが乗る「Oh Calcutta」(コレ最高)、ややクラシカルなピアノが唯一無二のアレンジでスゴい「Autumn Leaves」、ボサリズムを基調とし、ジャジーなピアノ、儚いフルート、さらにはスキャットまで入る「Barimba Dum-Dum」、ジャジーに洗練されたメロウビーツな演奏の「I’m Gonna Make You Love Me」、リードを取る鍵盤とホーンの脇を支えるストリングスもドラマチックな「Song From M*A*S*H」等、何度も聴きたくなる好演が凝縮されています。次、これCD化したいな〜。多分売れないだろうな〜(笑)💧


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Svante Thuresson / Hej Systrar, Hej Bröder

Svante Thuresson / Jag Har Nara Nog Nastan Allt

前回アップしたみつきさんのミシュラン二つ星獲得で、おそらくぼくが一番はしゃいでいたような気がしてます(笑)。で、そっちばかりに気を取られて見逃していましたが、コルクの近くにある日本料理 淳さんも一つ星を獲得されていました👏(昨年、行った時の記事はコチラ。) いや~、素晴らしい。淳さんも美味しいですもんね。年内に行きたいなぁと思っております。なお、みつきさんはお祝い持参で、来週伺う予定です。楽しみ!

では今日の一枚。1982年のアルバム『Just In Time』でお馴染みの、スウェーデンの男性シンガー、Svante Thuressonが1966年にリリースした4曲入りの7インチです。少し前まで知らなかったのですが、このEPにSvante Thuressonの中で個人的に一番好きな楽曲「Jag Har Nara Nog Nastan Allt」が収録されていました。Bob Dorough「I've Got Just About Everything」のスウェーデン語でカバーで、イントロのファンキーなホーンを合図にひたすらグルーヴィーに展開する、フロア映え抜群のスウィングナンバーに仕上がっています。昔から大好きなバージョンで、7インチを発見したので、即買いしました。後にアルバム『Noaks Ark』にも収録されていて、LPは割と入手しやすいと思います。今さらSvante Thuresson...と思われる方もおられると思いますが、良い曲は良いということで。

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Paula Wayne / Never Less Than Yesterday - In The Name of Love

Paula Wayne

激猛暑でしたが、何故かここ数日で一気に涼しくなりました。夏、終わりでしょうか?この夏は、豪雨や台風など災害がありましたが、これから先もそういった事が起こりやすくなっている時代なので、備えと対応が出来るようにならないといけませんね。災害の起こった地域やその近郊に行った際やネットで、自分のできる範囲の支援は引き続きやっていこうと思っています。

では今日の一枚。USの女性シンガー、Paula Wayneさんが1966年に残した7インチです。白眉はやはり、Side-Bに収録のKenny Rankin「In The Name of Love」カバー。華やかなストリングスに続き、ゴージャズなジャズ演奏、しっかりと歌われるボーカルが粋なジャズワルツの好演です。ほぼ同時期にリリースされたKenny Rankinの同曲ジャズテイクを収録したレア盤7インチと並び、内容が優れています。この度めでたくピクチャー・スリーヴ付きでゲットしました✌

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Kwartet Frits Kaatee + Jeanette Cordee / Will You Still Be Mine?

frits_kaatee_LP

じわじわと暑くなってきました。梅雨入りはしたのでしょうか?最近の楽しみは、夏休みをいつ取ろうかと、何しようかということをぼんやり考えるお気楽な私です。ちなみに考えてみたところ、今年はまとまった休み取れないような気がしていて、秋休みにやむなくズレるかも、という答えだけ出ております。それまでは目一杯お仕事をがんばろうと思います。その前に今月からW杯開幕ですね。日本の親善試合はほぼほぼ観れてませんが、他国の親善試合を観てたらなぜかテンション上がってきました。フランス、ベルギーとか、どこまでいくか楽しみです!先日、オーストリアに逆転負けしていたドイツはどうでしょうね?

では今日の一枚。久しぶりにジャズいきましょう。オランダのサックス奏者、Frits Kaateeが1984年に自主レーベルよりリリースしたアルバム『Will You Still Be Mine?』です。女性シンガー、Jeanette Cordeeの素晴らしいボーカルと、呼応するFrits Kaateeのサックスプレイが秀逸なKenny Rankin「In The Name of Love」のこのカバーが昔からフェイバリット。下手なアレンジさえしなければ駄曲にはまずならない名曲ですが、Kenny Rankin自身の7"のLPとは別テイクや、Paula Wayneのカバー等、ジャズでアレンジされたこの曲のカバーはどれも素晴らしいです。他にもモッド・ジャズファンク調の「Easy Evil」や、スウィンギーな「Will You Still Be Mine」等も良いですね。



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Wroblewsky - Donner - Klemm / same

wroblewsky_LP

連日寒いです。末端冷え性なので堪えます。今週は、怒涛と思われる年末年始前にちょっとだけ休みが取れそうなので(月末なのに大丈夫か?笑)、どこかに美味しいものを食べに行きたいなぁと思っております。まだ何も決まっておりませんが、行けるのド平日なのでひとりでハシゴ酒って感じになりそうです。。

今日の一枚は何年か前にJabbedabbedoeさんに教えて頂いたこちら。1991年にベルリンでPascal von Wroblewskyがボーカルを務めたジャズグループのライブ録音盤。グループといっても、ボーカルとピアノとサックス/フルートという変則トリオで、ライブ録音ということも含め、何となくダメっぽい偏見にさいなまれますが、B-2に収録の「St. Michel」がそんな先入観を吹っ飛ばす奇跡の一曲。華麗に跳ねるピアノに乗せて全編スキャットで押し通しているだけなのに、何故にこんなに感動的なのでしょう?ボーカルパートでは控えめに、間奏では一気に主役へとなるサックスも素晴らしいですね。この時のライブに立ち合いたかったなぁとすら思わせますね。最高です◎

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