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出発

出発 1

ポーランドのイエジー・スコリモフスキ監督が1967年に
ベルギーで制作した映画『出発』を観ました。

ゴダールの『男性・女性』に出演していたジャン=ピエール・レオと、
カトリーヌ=イザベル・デュポールを起用し、
作風もヌーベルヴァーグに影響を受けているのが見て取れます。

美容院で働いている主人公のマルクは、
レーサーとしてデビューすることを夢見る青年。
青年と書きましたが、やっていることは
店主のポルシェを拝借して乗り回したり、
それが使えなくなったら、同僚を巻き込んで
ポルシェの展示場で窃盗したり、と褒められたものではありません。
純粋そうではあるけれど、結構性格に難アリで腹が立ちます(笑)。

そんな中、恋愛へと発展していくミシェルと出会い、
愛らしいふたりのストーリーもゆっくりと進んでいきます
出発 2

アテもなく登録だけしておいたレースの日が近づき、
レース前日、彼女と安ホテルに泊まったマルクが出す答えとは...。

軽快なテンポで展開させつつ、説明よりも映像で
魅せていくスコリモフスキ監督の手腕が光った映画でした。

↑中盤に挿入されるこのシーンは印象深いです。


そしてこの作品といえば、音楽を手掛けた
クシシュトフ・コメダのジャズスコアも煌々と輝きます。
スリリングな6/8拍子のジャズ「Chaque Heure est Un Depart」と、
クリスチャンヌ・ルグランが歌うテーマ曲「Le Depart」が
繰り返し登場し、映画に彩りを与えています。

2004年にNicola Conteがモーダルな
ジャズボサでカバーしたver.も大好きです。
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テーマ : 映画感想 - ジャンル : 映画

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