暗殺の森

先週まで『イタリア ネオ+クラッシコ映画祭2017』が
恵比寿ガーデンシネマで開催されていたようですが、
もちろん観に行けないので、自宅でひとり
"イタリア・クラッシコ"開催してみました。

なかなか時間も取れず、久しぶりにじっくりと
映画鑑賞しましたが、いいですね。映画(笑)!
本日は、その映画祭にもセレクトされていた
ベルナルド・ベルトルッチの『暗殺の森』(1970)をご鑑賞。

あまり多くの説明がないため、序盤はイタリア映画特有の
難解さがありますが、次第に引き込まれていきました。
全体的にはトーンは暗く、退廃的で内容的にも重いのですが、
それにより本作で有名な終盤のダンスシーンがより引き立っていました。

暗殺の森 1

主演のジャン=ルイ・トランティニャンは個人的にも好きで、
役どころもマッチしているし、
ドミニク・サンダとステファニア・サンドレッリのふたりは
それぞれに美しく、華があってビジュアル的にも見応えあります。

暗殺の森 2

暗殺の森 3

クライマックスが映し出す非情さは
全編に渡る主人公の虚無・喪失感を浮き彫りにしていました。

ラジオDJ/翻訳家の野村雅夫さんが、
以前この映画をテレビで紹介していて、
その中で印象的なセリフとして
「Tutti vorrebbero sembrare diversi dagli altri e tu invece vuoi somigliare a tutti.」
(普通は誰しも人と違う自分でありたいと望むものだけど、君はみんなと同じでありたいんだね。)
を挙げておられましたが、主人公の動機が
この一文ではっきりと映し出されていました。

しばらくしてから、また観たい作品です。
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テーマ : ヨーロッパ映画 - ジャンル : 映画

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